有明スカイについて

こんにちは！本日はご搭乗いただきまして、誠にありがとうございます。
有明スカイゲートウェイの代表、村木風海（むらき かずみ）と申します。
有明スカイの運営会社である炭素回収技術研究機構（CRRA：シーラ）という研究所の機構長として、本職は研究者なのですが・・・何を隠そう、私は根っからの飛行機マニアなんです。むしろ、小学3年生の頃からずーーーーーっと旅客機のパイロットに憧れていました。しかし、趣味で「二酸化炭素」を使った研究をしているうちに、二酸化炭素から燃料をつくる化学反応の1つを発見。そうして研究者が本業になりました。でも、やっぱり大好きなのは飛行機。いま温暖化が叫ばれるご時世、飛行機を飛ばすことも少し白い目で見られがちですが・・・そんな未来を避けるために、私たちCRRAでは空気中の二酸化炭素から航空燃料をつくる研究を推し進めています。そんな中、CRRAの研究所内で私が（半ば強引に）小さい頃からの夢である「パイロットになる」「自分で航空会社を作って、世界中の好きなところに飛んでいく」という夢を叶えるため、遂には本物の飛行機（C172M型機）まで買ってしまい、ウィンドオーシャン航空（WOA）を設立しました。まだ社内カンパニーですし、小さなセスナ機1機でのスタートですが、例えば日本の青色系の大手航空会社もヘリコプター2機でのスタートです。2045年には、かつてのパンナムやTWAを越す、世界最高峰の航空会社にするつもりです！では、そんなとてつもないアメリカンドリーム（ならぬ、ジャパニーズドリーム）を本当に叶えるためにはどうすれば良いか。そこで考えたのが、フライトシミュレーター。日本は飛行機の燃料代も非常に高いので、訓練用のシミュレーターを導入すれば、より効率よく、たくさんのパイロットを育てられるはず（そして、私も早くパイロットになれるはず）。そうして、かねてからご縁のあった、岐阜にある株式会社UPWINDさんという国内唯一のフライトシミュレーター製作企業の方にお願いして、WOA乗員訓練センターとして有明スカイのオープンに至りました。しかし、社内のパイロット訓練生だけではもったいない。それに、フライトシミュレーターが大好きで、国内のいろんなシミュレーター屋さんに出かけて10年以上体験してきた私にとって、「マニアの、マニアによる、マニアのためのフライトシミュレーター施設」を作って、たくさんの人にお届けしたいという想いがありました。マニアだからこそ、こだわった自信作です。「ATC（管制）サービス」「事故の再現もOK」「教官卓を自由に使ってよし」「アナログコックピットを完全再現」「トラフィックパターンでRWYのアビームがちゃんと見える、視界200度の球面スクリーン」などなど、ありそうでなかった、かゆいところに手が届くサービスが有明スカイにはあります。おっと、専門用語だらけになってしまいましたが、はじめての方でも大丈夫。有明スカイのスタッフは20代のパイロット訓練生が中心なので、はじめての時の緊張、とっっっても共感できます。優しくイチから空を飛ぶ楽しさをお伝えしていくので、リラックスしてお越しくださいね！

有明スカイでは、今後B737-700/800のシミュレーターや、ATRのシミュレーターも増やしていく予定です。そのためにも、ぜひたくさん遊びにきて頂き、私たち有明スカイを応援いただけると嬉しいです！（ご体験の料金は、母体のCRRAの研究費にもなり、飛べば飛ぶほど地球温暖化防止のための研究費に充てられます....ので、そちらも併せてぜひ！笑）
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以上、コックピットからのアナウンスでした。
本日もご搭乗いただき、誠にありがとうございます。